2022年9月26日月曜日

労作日記(2022.9.22) 【2年穂高クラス】

 9月22日(木)2限、2年生穂高クラスの労作です。

 見事な曇り空。絶好の労作日和です。今日の穂高クラスの労作は、体育館脇側溝の泥かきです。いつもは草取りに勤しんでいましたが、初めてのミッション、久しぶりのスコップに、今日は今日で元気いっぱいに取り組んでいました。側溝からは泥だけでなく、草や小さなごみ、そしてジュースの空き缶まで出てきました……。自分の手でゴミや缶を拾うと、「なぜこんなところに捨てるんだ……」という気持ちもわいてきます。労作にはたくさんの気づきや学びがあります。校舎内がきれいなのは、こうやって見えないところでゴミを捨ててくれている人がいるからなんですね。今日も和気あいあいと作業を楽しむHクラスの皆さんから元気をもらいながら、無事労作を終えることができました。来週の労作も頑張りましょう!

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2022年9月20日火曜日

労作日記(2022.9.15) 【3年大雪クラス】

 9月15日(木)3限、3年生大雪クラスの労作です。

 9月20日、3連休明けのこの日、もしかしたら……休校? 我が家の小学生の子供たちは4連休になった。そう、台風直撃である。電車は動くのか?スクールバスは?そもそも通勤できるのか?そんな不安は全く関係なく、1日は始まった。

 私は夜中の3時に一番近づくという予報があったせいだろうか?夜中の3時にきっかり目が覚めた。寝室のクーラーがタイミングよく故障してしまい、熱さで目が覚めたせいもあるが、その時点では雨風全くなし。本当に台風はやってくるのかと、しばらくすると風が強くなってきたが、そんなに騒ぐほどでもないようであった。九州地方では大変なことになっていたが、新潟にやってくる頃には台風もかなりお疲れだったのだろう、その勢いはかなり衰えていたようだ。これなら小学校も行けるだろう。そんな気もしたが、小学校はすでに休校の通知が届いている。通学路の危険を回避してのことだろう。高校は?何もなかったかのように1日が始まった。

 さて、本題の労作日誌である。労作科主任でもあり、進路指導主任のM先生から依頼があった。夏休み前に本当は大雪クラスの番がまわってきていたらしいが、完全に失念していた。で、その代わりに9月20日に書くように指示があったが、本日、我がクラスは労作の授業はない。これは間違いなく、22日(木)のことだろうと察したが、先週の労作の様子をどうしても紹介したかったため、指示通り本日書かせてもらう。心の広い先生だから許してもらえるだろうと信じたい。

 ここのところ労作と言えば、グラウンドの草抜きだ。グラウンドの奥の方は、まるで芝生かのように草が生えている。何よりも写真では、まるで青々とした稲が育ったかのような絵があるが、田んぼではない砂場だ。夏休み明け、体育の授業は陸上競技をメインに授業展開していくが、走り幅跳びをやろうと思って、砂場に行ってみると、言葉を失った。ってか、砂場はどこ?この砂場を復活させるべく、大雪クラスの男子たちは草をひたすら抜いて、砂場を耕した。かなり暑かった。汗が止まらない。それでもひたすら働いた。これぞ労作!!

 そして、ある程度、砂場であることが認識できるようになると、なんとも言えない達成感に包まれた。まだまだ、走り幅跳びができるほどの柔らかさはないが、もう一時間も鍬を使えば、鳥人を目指せるのではないだろうか。

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2022年9月16日金曜日

労作日記(2022.9.15) 【3年富士クラス】

 9月15日(木)6限、3年富士クラスの労作です。

 雑草魂という言葉がある。踏まれても踏まれても倒れない。抜かれてもまた芽を出す。強く、逞しいイメージで使われる言葉であるが、実際に雑草に雑草魂を発揮されると、非常に困る。私は今年度、用務員さんの次に雑草と戦ってきた自負がある。授業や部活動でグラウンドを使用する関係で、グラウンド整備に力を入れてきた。整備用の車の後ろに鉄の器具をつけて引っ張り、力技で雑草を除去する方法である。空いた時間を使って、多い日は2時間くらい整備車に乗りっぱなしの時もあった。それでも広大なグラウンドの面積を網羅するには限界があり、次第にすくすく成長する雑草。そんな大人に成長した雑草は、抜けない、刈れない、気持ちは折れる。本家の雑草魂恐るべし。もう、自分ではどうしようもできない…。そんな、見事に雑草に敗れ果てた私の心を救ってくれたのが、富士クラスである。このクラスは今までどれくらいの草を抜いてきただろうか。「今日は草抜きです。」という担任の言葉に、嫌がるわけでもなく、喜ぶわけでもなく、淡々と移動し、狙いを決めては引っこ抜いていく。生徒の手は、確実に草の根っこを取らえ、次々に雑草の姿をあらわにしていった。もはやスペシャリストである。あれだけ整備車で苦戦した雑草が、面白いようになくなっていく。やはり最後は人の手なんだなぁ。

 

 今日も頼りになる生徒の姿を目の当たりにしてしまった。3年生、頼もしすぎるぞ!さて、来週も雑草にとって恐怖の時間にしてやろうかな。次回も着替えてグラウンド集合。

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2022年9月14日水曜日

労作日記(2022.9.13) 【3年六甲クラス】

 9月13日(火)4限、3年六甲クラスの労作です。

 Rクラスの夏休み前の労作は、雨続きで中々玉ねぎの収穫ができませんでした。毎回の労作の時間に誰が雨人間かと、冗談を言いながら雨の中必死で玉ねぎを収穫しました。

 

 しかし、夏休み明けは秋の涼しさを感じることもなく、カンカン照りの中の労作が2週連続で続いています。誰が晴れ人間だというくだりをしつつ・・・先週は、クラス全員で外仕事をしました。本日は男女分かれての作業、男子は、玉ねぎを収穫した際に使ったブルーシート洗い、女子は、学校からお願いされた発送労作です。当然、男子のブーイングから労作のスタートです。男子のブーイングンに対し、労作精神とは何ぞや!と話をしました。が、さらにブーイングの中、労作をスタートさせました。

 

 やり始めれば、女子はほとんど会話なく黙々と作業をし続け、全ての作業を終えることができたと感謝されました。男子は、若干の水遊びがありましたが、これも労作の醍醐味!「働け!!!!!」とお互い励ましつつ、あっという間に時間が過ぎました。

 

 ふと、こんな風に冗談を言い合いながら労作することが、あと何回あるのだろうと考えました。両手で足りてしまうくらいなのかな。1回1回の労作の時間をたまらなく大切にしたくなりました。

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2022年9月12日月曜日

労作日記(2022.9.8) 【1年飯豊クラス】

 9月8日(木)1限、1年生飯豊クラスの労作です。

 暑い夏の気温から一転、今日は涼しい気温の中での労作でした。今日の労作内容は、火おこしの練習です。修養会の食事班に実際に分かれ、実行委員を中心に火おこしの練習を行いました。実行委員の練習の甲斐もありスムーズに準備が進み、いざ火をつけてみると、四班中三班に火が付きました。一班だけ火がつかずに終わるかと思いきや、優しい子の多い飯豊クラスは心配ご無用です。火のつかなかった班に火を分け与え、見事全班のグループに火をつけることができました。その後はみんなでマシュマロを焼き、焦がしたりしながらもおいしくいただきました。

 修養会ではグループごとにそれぞれが活躍してくれることを期待しています。

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2022年9月9日金曜日

労作日記(2022.9.9) 【3年蔵王クラス】

 9月9日(金)2限、3年蔵王クラスの労作です。

 

 今日の労作はオープンスクール畑や花壇に生い茂り、我が世の春を謳歌する雑草たちに、人間社会の厳しさを教える一時間となった。

 

 「草が生える」という言葉が笑いを示す表現として最近散見されるが、状況はそんな言葉では収まりきらない「草生えまくり」の状態だった。廃墟マニアならば草が建物や畑が侵食される様子にノスタルジーも感じようが、ここは敬和学園高校。無心に草を抜きたい労作魂にいたずらに火を点けただけであった。解き放たれた蔵王の人々は疾きこと風の如く、侵掠すること火の如く、あっという間に雑草たちに襲い掛かり、その骸が山となった。諸行無常、兵どもが夢の跡、である。例年、動かざること山の如し、な人々もいるのだが、今回そんな人間はおらず、成長を感じるひと時であった。

 

 さて、手を動かしながらも同じぐらい口も動いて、常に楽しそうなのが蔵王の労作である。どんな作業も一緒にいる人たちによっていくらでも楽しくなる。その価値に気づくのはもっと後かもしれないが、共に在る時間を大切にして欲しいと心から願っている。

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