2月20日(金)2限、鳥海クラスの労作です。
鳥海の労作にはプロがいる。彼はどんな作業も丁寧に、確実に行い、他者の追随を許さない。指示を受ければ誰よりも早く現場に向かい、そして黙々と完璧に仕事をこなす。掃除の時でもそれは変わらない。クラスの仲間は、尊敬を込めて彼を「プロ」と呼ぶ。
この日は快晴で、新潟にあるまじき暖かな日差しがまぶしい絶好の労作日和となった。作業は、昨年植えた玉ねぎ畑の苗に肥料を撒くというもの。なんとなくばらまいてはだめで、しっかりと苗にピンポイントに当てる技術が求められる。ここでもプロの匠の技が光った。彼が担当した畑の肥料は最小限の幅で的確に苗を捉えており、思わず「美しい」と口から洩れたほどである。当然、あちこちから声がかかる。「プロ、こっちもお願いします!」「プロ、肥料を下さい!」それらの要望に応えつつ、自らの仕事もしっかりこなすプロ。そしてその影響もあるのか、鳥海クラスの労作ではほぼ全員がしっかりと作業に取り組んで働いていた。指導に当たってくださった先生からも「こんなにみんなちゃんと労作に取り組むクラスはそう無いですよ」とお褒めいただいた。その姿は、畑に負けず美しい。そう、切磋琢磨するうちに、いつのまにか私たちもセミプロくらいの領域までたどり着いていたのだ。このクラスの労作もあと一年。一年後には皆が立派な労作のプロとなって免許皆伝し、世の中に羽ばたいていくことを願っている。
