2023年9月25日月曜日

労作日記(2023.9.22) 【1年弥彦クラス】

 9月22日(金)4限、1年生弥彦クラスの労作です。

 修養会まで1週間を切りました。今年の一年生(56回生)は近くにある「海辺の森キャンプ場」に行き、自分たちで火おこしをし、ご飯を作る修養会です。生徒たちはドキドキしながらここ最近を過ごしています。
 さて、今回はテントを自分たちで組み立てるところから始まる結構過酷なプログラム。でも実際にキャンプに行ったことのある生徒は殆どいない(と言いながら担任も自分でテントを組み立てるようなキャンプは数えるくらい、しかも何十年も前の経験しかありません)と言う現実があります。そこで、今日の労作ではテントを組み立てる練習をしました。
 他のクラスに倣って男女をそれぞれ均等に2つに分け、クラスの中で4つの班を作ります。班ごとにテントを配布し、いざ説明書もなしに組み立て開始(この日の公欠・欠席の関係で班の人数に大きなバラつきがあったことに担任はようやくここで気付きましたが、時すでに遅し!そのままの人数でやってもらいました)!
 初めは何が何だか分からないながら骨組みを繋げたり、テント生地を広げたりするだけの生徒たちでしたが、次第にお互いが意見を出し合って、テントの形を作っていきます。人数が少ない女子たちはなかなか大変そうでしたが、船頭が少ないのが功を奏していた感じも否めません。それなりに苦労は見えたものの意外に短い時間でテントを立てていきました。
 もしかしたら時間内に終わらない班も出てくるのでは、と言う担任の心配も無駄に終わり、全班が上手にテントを組み立てることに成功しました。…なんて簡単にまとめて書きましたが、実はキャンプの達人である大倉先生が途中わざわざ様子を見に来てくれ、たくさんアドバイスをくれたため皆が上手く出来たのでした。大倉先生ありがとうございました。
 テントが立ち上がると、みんなで交互にテントの中に入り、寝転んでいました。「実際は何人ここで寝るの?」「思ったより広いな」それぞれの思いを口にしながら、みんな楽しそうです。
 4月のオリエンテーションは宿泊ではなかったため、56回生にとってこの修養会が初めての宿泊行事となります。そんなことも重なって、今回は食事も、寝るテントも、クラスの枠を超えてくじ引きで決まりました。同じ釜の飯を食べ、同じ屋根の下で眠ることで、新たな出会いと新たな絆が生まれることでしょう。ドキドキは変わらないかもしれませんが、今日の労作でワクワクも少し増えるといいなーーそんな事を考えながら生徒たちの写真を撮っていた担任でした。

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2023年9月8日金曜日

労作日記(2023.9.8) 【2年鳥海クラス】

 9月8日(金)2限、2年生鳥海クラスの労作です。

 暑すぎないって、なんて素敵なことなのでしょう。1週間前の労作時と打って変わって、今日の天気は穏やかな曇り空。加えて、そよそよと流れてくる秋の気配を含んだ風。そんな中、いつもよりも少し心持ちは穏やかに、でも思いを持って作業に取り組みました。

 8月末、夏休みを終えてさつまいも畑を目にした私たちは愕然としました。「・・私たちのさつまいもはどこ?」この沸騰状態&日照り続きの1カ月を経て、畑はすっかり姿を変えてしまっていました。そこから私たちは、自分たちのさつまいも畑を畑としての本来の姿に生き返らせようと取り組んできました。なんだか切なくなりました。それでも、それでもです。今日は、黒く姿を変えて畝に横たわるしかない葉と茎の隙間から新しい潤った命が顔を出しているのを見つけました。まだ、ほんの数センチ。もしかしたら、今からではもう遅いのかもしれません。秋の収穫時になっても、根は十分に大きくならないかも。それでも、これから大きくなろうとしている柔らかい緑色が艶々と輝いているのを見ると、なんだか励まされる気がしました。

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