2019年度、いよいよ始まりました!!4月9日富士クラス、6限です。
富士クラスの皆さんは、3年生になって数週間前の2年生だった時とはすでに違う雰囲気をどことなく漂わせつつ、
今日のメニューは、
●クラス畑を作るために豚糞入り堆肥を砂地である富士クラスのスペースに運ぶ。
●パンジーや、チューリップの花の苗の周りの整地。
豚糞入り堆肥を置いて作ったクラス畑の場所は、2年生の時(月山クラス)の労作作業で、土づくりをした場所です。冬労作で、しっかり冬の間落ち葉や、糠、もみ殻も混ぜ込んで寝かせました。
また、チューリップや、パンジーは、昨年度、いくつかのクラスに植えてもらいました。月山クラスの人たちに植えてもらった所の花々の周りを整地してもらいました。
授業の終わりには、堆肥を入れたクラス畑スペースを囲んでこんな声が出ました。
「メロン!つくろう!フルーツ畑にしよう!一人一個のメロンができればみんなでパーティーだ!!」
夢はどんどんと膨らんでいきます。
高校3年生が、自分たちでメロンを育てたい!手作りのフルーツパーティーをしてみよう!なんて声が上がる学校、素敵です。
授業が終わってから早速、農業専門の先生や、本でメロンの栽培について調べています。ほんとに育てられればいいですね!応援してます。
2019年度も、いよいよ労作の授業がスタートしました。春休み前にこんなことがありました。
寮生の保護者の方が、「コーヒーの粉を肥料に使ってください」と袋一杯に詰めてもってきてくださいました。
一回一回、コーヒーの粉をドリップして取って、乾かして、それを袋一杯になるまで置いて、更に、寮生ですから、遠方からここまで運んで来る。有難い心からのエールとして受け取らせていただきました。
去年一年、初試みで、「コンポスト、給食の野菜くずを堆肥にしよう」と、多くの労作の授業で取り組ませてもらいました。そのコンポストの栄養になるだろうと、コーヒーの粉を届けてくださったのです。
そんなコンポストのある場所ですが、ここ数年、鬱蒼と雑草が生い茂っていた場所です。コンポスト活動の横を整地し、コンポストでできた堆肥を混ぜこんで整地しました。お陰で周辺の整備も進みました。整地が進むと、クラス畑を予定していなかった数クラスが、猛暑の中、少し木漏れ陽が差すくらいの中で畑を作るなど、労作授業も思わぬ展開をしました。今年は、そんな広がった敷地、整地された場所もクラス畑にしっかり区割る予定です。
2019年度の労作、それぞれのクラスで計画のスタートが切られています。去年に続き、更にどんな労作ができるか!と多くのクラスを持たせてもらって、ワクワクしています。皆さんと一緒にどんな労作ができるか一緒に楽しんでいきましょう!どうぞよろしくお願いいたします。(榎本かな)