2023年4月25日火曜日

労作日記(2023.4.24) 【1年妙高クラス】

 4月24日(月)6限、1年生妙高クラスの労作です。

 春の陽気を浴びながら、冷たい風に吹かれながら妙高クラス2度目の労作です。5限の体育の授業を終えてからすぐに体操着から労作着に着替え、授業開始時間ちょうどに並ぶことが出来ました。妙高の月曜午後は「制服(数学)」→「体操着(体育)」→「労作着(労作)」→「制服(掃除)」と、大忙しです。

 本日はグループに分かれての労作です。①畑の枯れ木拾いグループ、②水槽掃除グループ、③ipad運びの計3グループになり働きました。全ての現場が、今の敬和で「誰かが困っている場所」です。それぞれの場所で作業に熱中しながら、クラスメイトと試行錯誤する姿が見られ、この感覚をぜひ習慣にしていってほしいと感じました。

 そんな今回の労作の中からワンシーンをご紹介します。②の水槽グループが目的の水槽を掃除しに行くとその道中に大きな樹があるのですがその枝が2月の大雪で折れて垂れてしまっていたんです。大きな枝は複雑に絡み合い、頭上から通行を阻みます。ここで、①の枯れ木グループから駆け付けてくれたメンバーが枝を器用に掴み、時計回りでひねったり、上にあげたり振り下ろしたり、逆時計回ししたりと、みんなでアイディアを出しながら、笑い合いながら試した結果、終了1分前にバキバキッと大きな音を立てて無事除去することに成功しました。

 困っている誰かのために、自分ができることをみつけ他者のために働く。そんな「The 労作」の時間でした。今週はなんと嬉しいことに土曜日にも労作があります。楽しんでいきましょう。

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2023年4月19日水曜日

労作日記(2023.4.17) 【1年磐梯クラス】

 4月17日(月)5限、1年生磐梯クラスの労作です。

 4月17日、週の明けた月曜日、私は起きたその時から、「ヤバい……」自分の身体に異変を感じた。何が?持病の高尿酸血症の発作の兆候を感じたからだ。要は痛風の発作が出そうな感じが朝からするんです。長年、この病気と付き合ってきているので、やばい感じがするとすぐにわかるようになっている。理由ははっきりしている。この土日に行ったサウナが原因だ。体の水分を出しすぎて、血が濃くなり過ぎたに違いない。水分補給が足りなかったのが悪かったのだ。体育科である私は、どうしても自分を追い込んでしまう傾向にある。昨日は最長20分を2回と30分を1回とにかく耐えて耐え抜いた。水分は、家に帰るまで我慢をしようと、これまた無駄な我慢を強いてしまった。その代償が、発作の原因というわけだ。サウナで整うはずの私の身体は、全く逆をいってしまった。

 まあ、それは仕方がないとして、今日はこのまま発作が出てしまったら、めちゃくちゃ困る。なぜなら、磐梯クラス、初めての労作の授業があるからだ。しかも、今日はこの労作日誌を手掛ける日に当たっている。初めての労作で、担任が病欠なんてそんな恥ずかしい話はない。

 さて、長い前置きは置いておいて、心配していた足の痛みは、それ以上強くならず無事に一緒に行うことができた。初めての授業ということもあり、オリエンテーションを普通なら行うところではあるが、それでは労作日誌が映えない。労作は身体を動かしてナンボ。ということで、最初の授業から作業を行いました。

 作業の内容は、サツマイモを植える1年生の畑に、たい肥をまくという、敬和では定番の農作業だ。説明もそこそこに、とにかく身体を動かした。初めての労作の授業ということもあったのだろう、いや、もうすでに労作スピリットが芽生えているのかもしれない。とにかく、よく働く。一度、指示をしたら、全員が見よう見まねで、作業に励む。たい肥は、豚糞だ。それを聞いても全く動じない。嫌がるどころか、進んでたい肥をさわりに行く。その姿に、とにかく驚きだ。

 これはこの先が楽しみだ。こんなに働くならば、今年のお芋には期待大。労作の授業が楽しみでならない。

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2023年4月17日月曜日

労作日記(2023.4.13) 【1年飯豊クラス】

4月13日(木)5限、1年生飯豊クラスの労作です。

ポカポカと暖かな午後、絶好の労作日和となりました。さあ、56回生飯豊クラス、初めての労作です。入学時、クラスで大切にしたいこととして、労作や掃除に本気で取り組もうと掲げた担任ですが、掃除への取り組みの良さに驚かされているところです。

この日は、敬和学園がなぜ労作教育を取り入れ、大切にしてきたかについてのお話しから始めました。「誰が見ていようとも、見ていなくても、たとえ一人でも、他者のために自分の力を用いよう!」と話すと、皆「おお、なるほど」と言った表情で真剣に聞いていました。

その後は、二列に素早く並ぶ練習。災害時に迅速に人員確認するための準備でもあります。そして、労作教室と畑を巡りました。見慣れない用具にその都度反応、畑でもワクワクした表情を見せてくれて、期待が膨らむ労作開きとなりました。他者のために心と頭を使い、手足を動かし、見える実りと見えない実りを得る時としていきましょう!

 

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