2023年5月30日火曜日

労作日記(2023.5.30) 【2年浅間クラス】

 5月30日(火)3限、2年生浅間クラスの労作です。

 新緑のさざめきが聞こえてくるような5月の終わり、暑くもなく寒くもなく、労作をするのにはもってこいの天気ですね。今日の労作は、GW明けに植えたさつまいも畑の草取りです。(それと、枯れずに頑張っているかの確認も兼ねてですね。)最近、忙しない日が続いていたので、なんだかとても穏やかな時間を過ごせた気がします。苗を植えてから、3週間。一時は「枯れてしまったのでは⁉」と思われたさつまいも達は、きちんと根を張って、まだまだ細いながらも力強い生命力を感じさせてくれました。それに合わせるように、小さな雑草もたくさん生えていました。

 散らばりつつもなんだかんだきちんと作業をする生徒たち。2年生はなんだかんだ言っても手つきが慣れたもので、会話をしつつも手は止めませんでした。担任ものんびり草取りをしつつ、久しぶりに話す時間が作れたように思います。草を取っている途中で、「雑草がもっと大きくなってから一気に取ればいいのに」っという声も聞こえてきました。それができれば苦労しないんだけどね、気が付いた時には雑草が一面に茂っていて、手に負えなくなるんですよねこれが。

 草取りだけでなく、何事も小さなことからコツコツ積み上げていくのが大事。それはきっと勉強も人間関係も。フェスティバルの準備もなんだか大変そうです(温かく見守ります)。何事も一気には終わらない。コツコツと小さくても確かな一歩を歩んでいきましょう。

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2023年5月29日月曜日

労作日記(2023.5.26) 【1年弥彦クラス】

 5月26日(金)4限、1年生弥彦クラスの労作です。

 「さあ、今日はテストをしてみよう!」労作の授業の初めに弥彦クラスの生徒たちにそう伝えると、生徒たちの間に一瞬緊張が走った。「先週全校労作でやった『サツマイモの畝作りからサツマイモの苗植えまで』のやり方をちゃんと覚えているか、全部自分たちでやってみてほしい。」生徒たちは、それくらいなら大丈夫、任せて!と良い表情を見せた。(ちなみにテストとは言え、直接的に点数を付けて成績に反映させるものではない。先週やったことを自分たちだけでできるかの確認の意味の「テスト」である。)

 労作科からもらった仕事は、オープンスクールで中学生がサツマイモを収穫するための畑を作ること。既に肥料の入った砂地に5本の畝を立てる、畝が出来たら均等に穴を空ける、その穴に百数十本のサツマイモの苗を植える。1週間前にやったばかりだが前回は浅妻先生が細やかに説明をしてくれ、さらに植えた後の点検もしてくれていた。その全てが自分たちだけでできるのだろうか?

 弥彦クラスの生徒たちは自分たちで相談しながら、「じゃあ私は鍬を持ってくる、〇〇はできた畝に穴を空けて。その他の人たちは空いた穴に苗を植えていって。」など役割分担も自分でやり始めた。短縮45分の授業で、実際に作業そのものにあてられるのは正味30分ほどだ。その短い中で役割を決め、苗を植え終え、ついでにそれぞれの苗に水までたっぷりやるのはなかなか難しい。けれども生徒たちは、無事にそれをやり遂げてくれた。しかもとても楽しそうに。我々何人かの教員はただ近くでそれをニコニコと見ているだけ(本当は自分たちも労作をしたくてうずうずしている気持ちを悟られないようにしながら)。

 労作は言われていることをするだけでは成績5はもらえない。自分たちで仕事を探し、他者の手助けを進んでして初めて5が見えてくる。この日、担任は生徒たち全体の動きを見て、こんなにみんなが率先して働くクラスはどうやって成績をつければいいのだろうと少し不安に思いながら、でも生徒たち一人ひとりがそれはそれは楽しそうに作業する姿を微笑ましく見ながら、ちょっと贅沢な一時を過ごしていた。

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2023年5月12日金曜日

労作日記(2023.5.12) 【2年鳥海クラス】

 5月12日(金)2限、2年生鳥海クラスの労作です。

 まさに労作日和。もう少し言うと、まさに「サツマイモの苗植え日和」な鳥海クラスの労作でした。7本の畝に計250本の苗を植えていきます。連休前に作っていた畝が雨風にさらされて崩れていないかと心配でしたが、なかなか良い状態で残っていました。この畝たち、実は他クラスの担任の先生に「鳥海の畝、立派!!」と褒めてもらっていたんです。そのクラスは「鳥海クラスの畝の出来を越えよう!」と意気込んで作業に取り組んだのだとか。

 ちょっとだけ畝を整えて、いざ作業開始です。もう2年生だし、と作業時のグループや役割分担は特に決めずに開始しました。初めは畑の中に入らず、他のクラスメイトの働きを見守って(?)いる優しい(?)人たちもいました。どうなるかな、と様子を見ていましたが、お互いに声を掛け合い、畝に穴を開けていく人、苗を植えていく人、じょうろで水やりをする人、と仕事を分け合い、無事に全ての苗を植え終えることができました。

 さて、私たちのさつまいもライフはここからですね。日々の水やり、草取りをしっかりして、愛情たっぷりに美味しい芋を育てていきましょう。

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