2024年5月2日木曜日

労作日記(2024.4.30) 【1年妙高クラス】

4月30日(火)4限、1年生妙高クラスの労作です。

 「好きな言葉は雨天決行です」。そう労作教室の中で言うと、妙高クラスの皆はなんとも言えない表情を浮かべました。本気か、仕方ない、諦めよう。そんな事を言いたげな顔に見えました。一年生の労作も3回目。今までの労作は天気に恵まれていましたが、今日は午前中から細かい雨が霧のように降っています。「今日は室内作業らしい」という願望が具現化した噂もまことしやかに流れて、遅れてきた生徒もいました。しかし、労作教室には雨合羽も帽子も長靴もあり、多少の雨でも行うのが普通です。まさにこの日は敬和の労作の洗礼を浴びることになったのです。

 今日は全校労作でサツマイモを植えるための畝を作る練習。何もかも初めての彼らに、鍬を濡らす理由や持ち方、軍手の有無につて説明し、いざ外へ。覚悟していたよりもだいぶ雨は弱く、大半の作業時間はそこまで気にせず行うことが出来ました。色々説明しても、労作は実践から学ぶもの。見よう見まねで畝を作る彼らに色々アドバイスをしていきます。もっと腰を落とせとか、鍬の先の方を持てとか言いながら、自分も初めてやった時、全然分からなかったなあと、ふと初心に帰る瞬間でした。畝を作っていると、時々「祖父の畑を手伝ってます」みたいな人が現れて、私なんかよりもずっと上手く畝を作り、新しい発見があったりします。今回も何人か上手く作れる人がいて、周りに教えてくれ、いつの間にか協力し合って作業が進みました。最後少し雨が強くなりましたが、その頃には慣れていた様子です。最後は使った道具をしっかり洗い、片付けて終わりました。自然の中で苦労しながら助け合い、試練を乗り越える。この経験の尊さに気付くのはもっと先なのかもしれません。しかし彼らの心の中に労作を通して種が蒔かれ、敬和の教育の中で花開く事を願っています。2年後の彼らとの労作が、今から楽しみです。

 

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2024年5月1日水曜日

労作日記(2024.4.26) 【1年飯豊クラス】

4月26日(金)4限、1年生飯豊クラスの労作です。

こんにちは。飯豊クラスの労作の様子をお伝えします。

飯豊クラス2回目の労作はサツマイモ畑に石灰をまく作業と畝作りの練習を行いました。

天気もよく、夏を感じる日差しのなか、飯豊クラスみんなで協力して作業をしていました。石灰をまくことで土壌のpHを調整し、カルシウムを補給する効果があります。畝作りでも3,4人のグループに分かれ、畝を大きくするために汗をかきながら働きました。

クラスにもだんだん活気が出てきました。これからの労作も楽しんでやりましょう。

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