11月2日(木)4限、雲仙クラスの労作です。
日曜日の夜ふとテレビをつけると、某人気アイドルがクワを片手に農業に没頭する姿や、害虫駆除に向かう姿が映し出されていました。なぜ「アイドル」という本来の仕事をもつ彼らがそのような作業をしているのか、この番組の開始当初私にとってその姿は不思議そのものでした。ところが、今ではその道のプロと遜色ないほどに技術が向上し、グループのリーダーはプライベートでも農業に没頭するというのです。あるインタビューで「農業やさまざまな作業を通じて、生きるとは何かを学んだ」と彼は述べていました。
つい2年前まで手取り足取り不安そうに作業していた生徒たちが、今では労作内容を伝えるだけで最後までやり遂げられるまでに成長しました。そんな姿と某アイドルを重ねながら、残り僅かの労作の授業で働くとは何か、人として「生きる」とは何かということへの学びをより深めていけたらと思います。