2019年4月26日金曜日

労作日記(2019.4.26) 【1年磐梯クラス】

 4月26日4限、磐梯クラスの労作です。

 労作の前日は、天気予報が気になります。明日4限は、6mmの雨予報。ザンザン降りではありませんか。実は、クラス畑の土作りがしたかったのです。風邪がはやり始めているし、外は無理かなあ。何をしよう。労作科の榎本先生から、労作教室でやる仕事がありますよと言っていただき、ちょっとほっとしました。

 さあ。当日。授業をしながらも、気になるのは外です。雨がやむ様子はありません。3限の磐梯クラス化学基礎の授業は担任の担当。とりあえず、着替えて労作教室まで来ることと伝えると、「エーやるの」と、1年生お決まりの反応が、返ってきました。「もちろん」と一言言って、授業を始めました。ところが、昼食をとっていると、少し小やみになってきたではありませんか。少しの雨ならやろうと心に決めたのでした。

 労作教室に集合し、「雨が降っていますが、外で畑仕事をしてくれる人」と募ったところ、約半数の生徒が手を上げてくれました。剣先スコップを手に、合羽着て、いざ出陣。土を50cmほど掘り起こし、全体に豚糞を撒きます。無情にも、雨脚は激しくなり、髪がびしょ濡れ、それでもみんな一生懸命掘ってくれました。撒いた豚糞が掛かりそうになると大騒ぎ、「手にまめができるー」、「こんなに動くの1年ぶり」、「こんなに掘りました」とひたすら深く掘る人、雨に濡れながら、みんな楽しそうでした。おかげで、ふかふかのベッドのような畑ができました。何を植えようか。考えるのが楽しみです。

 さて、労作教室はどうでしょう。落ち着いた細々した仕事がたくさんありました。薪を束ねる(薪ストーブのため)人、洗濯した軍手を干す人、乾いた軍手を全校労作に向けて束ねる人、汚れた長靴を洗う人、こんがらがった縄をほどく(まるで知恵の輪)人、一つ一つは目立たないけれど、誰かが助かる大事な作業です。黙々と丁寧にやってくれました。

 中仕事の人も外仕事の人も、みんな満足そうにしていました。磐梯クラスなかなかやります。次は、何をしようかな。これからが楽しみです。

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