2024年9月13日金曜日

労作日記(2024.9.13) 【3年霧島クラス】

 9月13日(金)3限、3年生霧島クラスの労作です。

 

 本日の霧島の労作は「発送労作」。

 毎年数回、敬和学園から卒業生、各地の教会、旧教職員などに「敬和新聞」やオープンスクールのチラシなどを送るのですが、その封入・糊付けの作業をしているのは、現役の生徒たちです。その数、毎回約8,000通(!)。それを各クラスで手分けして封入作業を行い、中身のチェック、糊付けをしています。

 今日私たちが任されたのは最初の課程、封入作業です。指示通り、敬和新聞を2種類、秋のオープンスクールのチラシを入れました。ただ入れればいい、という訳ではなく、重ねる順番や封筒に入れる際の向きなど、決まりに従いミスの無いように一つひとつ入れていくのです。実は、敬和の労作の中でも上位に入る、私がドキドキする作業の一つです。

 霧島クラスの人たちは(全校生徒かも?)、この発送労作が大好き。それは、手を動かしながら話に夢中になれるからです。敢えて一人で黙々と作業をしながら考え事をする人も、中にはいます。話の中身は進路の話、好きなスポーツ選手の結婚疑惑話、小学生の時の話など様々で、皆穏やかな顔をして和気藹々と過ごしました。

 夏休みが明けてからのこの数週間は、それぞれが進路決定の準備などでバタバタと過ごしてきました。天候のせいもあってか、今週は疲れを覚える人も激増。そんなタイミングでの今日の発送労作は、生徒たちにとっての癒しとなりました(もちろん担任にとっても)。

 思ったよりも作業が早く終わったので、2年生が飼い始めた豚の様子を見に行ってきました。これにもまた癒された生徒たち。明日からの3連休で英気を養い、来週からもまた共に励まし合いながら歩んでいきたいものです。

 

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2024年9月12日木曜日

労作日記(2024.9.6) 【3年大雪クラス】

 9月6日(金)大雪クラスの労作です。

 夏休み明けから行っていた労作畑の除草作業もようやく終わりが見えてきました。先日まで草に埋もれていた学年畑のミニトマト、ピーマン、ナスもやっと顔を出し、収穫も同時に行いました。

 暑さゆえに彼らはまだ気づいていないのかもしれませんが、大雪クラスの労作の授業も残すところ10回となりました。1回1回を噛みしめながら取り組んでいただきたいところです。

 

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2024年9月11日水曜日

労作日記(2024.9.9) 【2年白馬クラス】

 9月9日(月)6限、2年生白馬クラスの労作です。

 

「あなたは六日のあいだ、仕事をし、七日目には休まなければならない。これはあなたと共に生きる動物たちが休みを得るためである。」出エジプト記23章12節

 

人を愛することで精いっぱいなこの時代ですが、56回生のもとに新たな友がやってきます。

みんなで労作教室前に新たな小屋を建ててついに明日お迎え予定の豚さん。

 

本日はその最終整備のため白馬クラス全員で石をとり、土を慣らし、看板を作成しました。「想像より大きいのかな、重いのかな」と、のんびりとした時間を過ごしながら、この努力が未だ出会わぬ誰かのためになっていることに思いを馳せました。

 

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2024年9月10日火曜日

労作日記(2024.9.9) 【1年妙高クラス】

 9月9日(月)4限、1年生妙高クラスの労作です。

 夏だ!麦わら帽子だ!草むしりだ!
 ということで本日の労作はジャングルの如く伸びまくり、我が世の春(夏)を謳歌する雑草たちに人間の恐ろしさを叩き込む、そんな回です。自然とは厳しいものです。私たちが秋に無事に芋を収穫するためには、彼らには畑という舞台の上からご退場いただかねばなりません。ここに繰り広げられるのは「自然との共生」などというものではなく、雑草が生きるか、芋が生きるかの一大生存競争なのです。その点において、競争相手としての妙高クラスはあまりにも雑草にとって不利な相手です。彼らは手心というものを知りません。笑顔で雑草を抜きまくる猛者ぞろいです。「おお、雑草。あなたはなぜ雑草なの」と、感慨に耽ることも全くなく、暑さの鬱憤を晴らすように雑草を撤去していきます。なすすべなく雑草たちは敗れ、散っていきました。夏草や、兵どもが、夢の跡。敗れた彼らの夢を吸い上げて大きく育った芋たちを収穫するためにも、今後も雑草を刈り取っていきましょう。

 

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