6月21日(金)3限、3年生霧島クラスの労作です。
梅雨入り間近のジメジメした空気の今日、霧島クラスはタマネギの収穫と学年畑の整備を行いました。
昨年秋にクラスごとに植えたタマネギの苗ですが、実は霧島の区画の苗は今年度初めにほぼ全滅という事態になってしまいました。理由として考えられるのは、植えた時期が他のクラスに比べて遅くなってしまったこと。収穫を楽しみにしていた生徒たちにとっては非常に悲しい出来事でした。しかし、学年の先生方の計らいで、「残っているタマネギ畑を学年全体で育て、霧島が使っていた区画で、夏野菜を育ててみよう」という話になりました。
今日はそのお陰で、タマネギ、ピーマン、ナス、ミニトマトを収穫できました。採れたてのミニトマトは何人かの生徒の口の中にすぐに入りました。どの生徒も「美味しい~!」「え!うま!」と、その瑞々しい夏の味に思わず笑顔が弾けました。
クラスの畑のタマネギ全滅、そして今日の夏野菜収穫は、農作物を育てることの難しさと命の恵を頂く感動を改めて教わる機会となりました。あと1か月ほどで夏休み。それまでの間、この収穫の楽しみを味わいたいと思います。